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第438回臨床談話会開催 ご案内

宇佐美 雄司 先生、土居 敏英 先生(39回生)、森 太一 先生、吉田 健二 先生(49回生)

第438回臨床談話会開催 ご案内

私たちの臨床

日時:平成24年12月1日(土)14:30〜18:00
講師:独立行政法人国立病院機構 名古屋医療センター歯科口腔外科医長 宇佐美 雄司 先生、
箕面市開業 土居 敏英 先生(39回生)、
奈良県生駒市 木原歯科医院 勤務 森 太一 先生、
大阪市北区 福西歯科クリニック 勤務 吉田 健二 先生(49回生)
会場:大阪大学歯学部同窓会館
会費:5000円 ※臨床談話会は当日受付のみです、事前申込の必要はありません。


【宇佐美 雄司 先生 経歴】
1982年
大阪大学歯学部卒業
1982年
名古屋大学医学部口腔外科学講座入局
1987年
名古屋大学医学部附属病院助手
1996年
名古屋大学医学部附属病院講師
1996年
医療法人豊田会 刈谷総合病院歯科口腔外科部長
2010年〜
独立行政法人国立病院機構 名古屋医療センター歯科口腔外科医長 現在に至る
【土居 敏英 先生 経歴】
1992年
大阪大学歯学部卒業
1992年
大阪大学大学院歯学研究科入学(口腔外科学第二教室)
大阪大学微生物研究所にて西宗義武教授に師事
1996年
大阪大学歯学部附属病院 医員
1997年
(財)天理よろづ相談所病院 歯科・口腔外科 医員
2000年
大阪大学歯学部附属病院 医員
2001年
市立豊中病院歯科口腔外科 医員
2004年
箕面市にて開業
大阪大学歯学博士
(社)日本口腔外科学会 口腔外科専門医
【森 太一 先生 経歴】
2002年
大阪大学歯学部卒業
2002年
小室歯科難波診療所勤務 木原敏裕先生に師事
2010年
木原歯科医院勤務
【吉田 健二 先生 経歴】
2002年
大阪大学歯学部 卒業
2002年
福西歯科クリニック 勤務
2010年
5-D Japanファンダメンタルコースインストラクター
講演内容

【宇佐美 雄司 先生】
その口腔病変、エイズじゃありませんか?
 因縁は1982年から始まる。私が阪大を卒業した、その年にCDC(米国疾病予防管理センター)は、謎の免疫不全の疾患をAIDS(後天性免疫不全症候群)と命名した。卒業後、私は名大医学部口腔外科学講座に入局したが、同附属病院は血液疾患の専門病院でもあり、血友病患者の診療は日常的であった。そして間もなく、日々診療している血友病患者に中にAIDS患者がいることが推定されるようになった(当時、病原体は発見されていなく、感染を調べる検査もなかった)。すなわち、日本人AIDS患者が公式に発表される前から、否応無しにHIV感染者の診療に直面した。その後、関連病院の歯科口腔外科に赴任し、HIV感染者の診療からは遠ざかった。と思っていたら、諸般の事情か、因縁再来か、エイズ治療東海ブロック拠点病院である名古屋医療センターに異動となり、再びHIV診療の現場に復帰することになった。
 本院感染症内科のHIV感染者の初診は年間100名以上であり、歯科口腔外科にも年間30名以上のHIV感染者の初診がある。その中には様々なHIV関連口腔症状が観察されることがある。代表的なものはよく知られている口腔カンジダ症であるが、カポジ肉腫や悪性リンパ腫などもみられる。当科の調査では感染者の約半数が、感染したと推測された機会以降にも知らずに一般歯科医院を受診していたことがわかっている。しかし、歯科医院での診察がHIV感染発見の契機となった例は少ない。歯科医師が口腔領域のスペシャリストであるならば、HIV関連口腔症状の知識は必須のはずである。
 そこで歯科医師が医療従事者として社会で認知され、さらに感染拡大阻止に少しでも貢献できるように、当科の事例を紹介したい。CDCが命名してちょうど30年、しかも12月1日は世界エイズデー。この記念すべき日?に臨床談話会にお話させていただけるのも何かの因縁かもしれない。

【土居 敏英 先生】
卒後12年間は大学などの病院口腔外科にて臨床・研究に従事し、その後開業して8年が過ぎました。現在は口腔外科専門医として近隣の医療機関と連携をとりながら臨床に取り組んでおります。病院に勤務していたころは多種にわたる機器を利用して診断し、治療を行っていましたが、現在はそのようなものは身近にはなく問診・診査の重要性を改めて認識しました。このたび講演をさせていただくにあたり、顎関節症と歯性上顎洞炎の2つのテーマに絞って、CTやMRIなどの機器を用いず診断し、一般の診療所でも治療できる方法についてお話し、これまで口腔外科に距離を置いていた先生にも、明日からの臨床に応用していただければと思っております。
『歯性上顎洞炎』 耳鼻科領域では慢性副鼻腔炎にマクロライドの少量長期投与療法が行われ有効な成績を上げております。それに対し歯性上顎洞炎の治療は原因歯の抜歯および手術がメインではありますが、病院口腔外科に勤務していた時期に歯性上顎洞炎へのマクロライドの少量長期投与療法の臨床研究を行う機会があり、その有効性を学会等で発表しましたので、最近の知見を加えてお話しします。
『顎関節症』 顎関節症の診断にはMRIは有効な手段ではありますが、診療所では撮影困難なことが多く、問診・診査から診断し治療を行っています。また、15年ほど前より運動療法の効果が報告されるようになり、私も現在では症状に応じて運動療法単独またはスプリント、薬物療法などを併用し良好な結果を得ております。今回は当院での治療成績の分析から診断、治療法の選択についてお話します。
また口腔外科専門医として当院で行っております他の症例や治療などについても時間が許せる限りご紹介したいと思っております。

【森 太一 先生】
ジェネラリストを目指して
バスケットボール部時代からの盟友である吉田健二(梅田ハービス福西歯科医院勤務)と一緒に同窓会で講演させて頂くことを目標の1つとして10年間頑張ってきました。このような機会を頂きまずは厚く御礼申し上げます。
2002年卒業後すぐに一般開業医の小室歯科難波診療所に勤務させて頂きました。
そして現在、師匠である木原敏裕先生(奈良県生駒市)のもとで修業させて頂いてます。
近年Evidence Based Medicine(科学的根拠に基づく治療)が重要視され、また半面Narrative Based Medicine(人間性のある治療)という考え方も提唱されています。そして歯科医師の称号DDS(Doctor of Dental Surgery)のDental SurgeryはExperience Based Medicine(術者のスペックにより治療結果が左右される治療)であり、歯科はサイエンスとアートの融合と称される医療であるため、私は3つのBaseのバランスこそ重要と考えています。(この事はEvidence Based DentistryとしてEvidennce、Patient’s Needs & Preferences、Clinical Expertiseの3つのバランスが重要であると提唱されています)
また治療を行う上での臨床的な基準として、Spearらが提唱するESTHETICS、FUNCTION、STRUCTURE、BIOLOGYの4つにLONGEVITY、Minimal Interventionを加えた6つを心がけています。
GP(一般開業医)として、何かひとつの治療オプション(例えばインプラント)に特化するのではなく、すべての治療オプションの基本的な知識と技術をいかにバランス良く勉強、習得し積み上げていくかを自らの課題としてきました。
今回はジェネラリスト(総合医)を目指して日々診療、勉強していることを症例を通して発表させて頂きます。
最後に吉田健二とのコラボ講演にさせて頂きましたが、お互い包括的治療と専門的治療の両方を勉強、診療しつつ、私(森太一)はジェネラリスト(総合医)、吉田健二はスペシャリスト(専門医)を道として同じGPの頂きを目指し、今後ともさらなる日々精進研鑽、切磋琢磨していきたいと思っております。

【吉田 健二 先生】
大学卒業から現在に至るまで、院長をはじめ諸先生方にご指導いただきながら、EBMの実践を目標とし日々の臨床に取り組んできました。
治療において第一に考えていることは、歯髄や歯質、そして1本の歯牙を保存することです。日常臨床における様々な患者の問題に対し、まずは保存的な治療法で解決できないかを思案し、治療オプションのひとつとして必ず提示する事を心がけてきました。
特に欠損部に対しては、一般的に天然歯を削るデメリットが広く認知されてきたため、現在ではインプラント治療が第一選択となってきています。これも保存的な治療ではありますが、適切なドナー歯が存在する場合であれば、天然歯の歯質保存ができ、歯根膜の持つ骨誘導能や歯肉との結合組織性の付着などインプラントにはない利点をもつ自家歯牙移植を、まずは検討するべきであると考えています。
今回、1歯欠損に対する治療を例に、EBMの実践を目標とした臨床においてデシジョンメイキングをおこなう際に注意している点などについてお話させて頂き、ご出席の先生方よりご意見を頂戴したいと思います。

日本歯科医師会生涯研修事業研修コード2303 1単位
日本歯科医師会生涯研修事業研修コード2101 1単位
日本歯科医師会生涯研修事業研修コード2606 1単位
日本歯科医師会生涯研修事業研修コード3002 1単位


問合わせ先

〒565-0871 吹田市山田丘1- 8
大阪大学歯学部同窓会
TEL.06-6875-1389(直通) FAX.06-6875-1353(専用)

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