• 理事会報告
  • 同窓会報
  • 掲示板
  • 会員の広場
  • フォトアルバム
  • 絆
  • 電子資料室
  • ダウンロード
  • 訃報
  • 理事会報告
  • 同窓会報
  • 掲示板
  • 会員の広場
  • フォトアルバム
  • 絆
  • 電子資料室
  • ダウンロード
  • 訃報

広報

2011年1月1日(土)

大阪大学大学院歯学研究科 第8回市民フォーラム −インプラントを正しく知ろう−

 平成22年10月30日、「大阪大学大学院歯学研究科 第8回市民フォーラム」を開催いたしました。本フォーラムは、歯学研究科21世紀COEプログラムのアウトリーチ活動(市民対話型の情報公開)の一環として、計画・運営されていたものです。したがいまして、21世紀COEプログラムの計画期間の5年間で終了する予定でした。しかしながら、5か年の市民フォーラムを継続した結果、市民の皆さんの歯科医学・最新歯科医療に対する興味が年ごとに高まっていることが分かりました。そこで、歯学研究科・歯学部附属病院・歯学会・同窓会・毎日新聞社が一致協力して、この市民フォーラムを継続することにいたしました。第6、7回市民フォーラムの事後アンケートでは、継続開催を希望される多数のご意見と、今後聴講したいテーマもはっきりと記載されるようになりました。その中で、市民の皆さんが最も興味を抱いている項目は、「インプラント」でした。
 インプラントについては、大阪大学大学院歯学研究科から偏った意見を発信してしまいますと、市民の皆さんに偏見や誤解を与えてしまう可能性があります。そこで、インプラントをフォーラムのメインテーマとすることについては、同窓会の先生方の意見も拝聴しながら、時間を掛けて丁寧に検討を重ねてきました。議論の結果、極端なインプラント推奨や完全否定をするのではなく、インプラント治療がどのようなものであるかを正しく知ってもらうフォーラムを目指すことで帰結いたしました。 以下に、当日の模様を報告いたします。



写真1 満席の会場で米田俊之研究科長が開会の挨拶  会場は大阪梅田の毎日新聞社オーバルホール、定員は消防法の上限いっぱいの480名で企画いたしました。当日は、大型の台風14号が本州を横断する予報が報道され、開場直前まで来聴人数の見当がつかない状況となりました。ところが、インプラントを知りたいという市民の皆さんの熱意が通じたのか、台風の予測進路が太平洋側へと逸れました。そうしますと、会場と同時に人が集まり始め、開演30分前には続々と来場者が受付に列を作り始めました。開演を前にして満席となり、会場裏から有る限りの補助シートを取り出し、慌てて並べる事態になりました。米田 俊之 研究科長の開会の挨拶が終わるころには、身を乗り出して講演を待ち構える市民パワーで会場が熱く包まれていました(写真1)。
写真2 前田芳信教授の講演 第1演者の前田 芳信教授の『近未来歯科医療センター開設のご案内』では、本年4月より稼働を開始した新たな先端医療施設の紹介を行いました(写真2)。センターの場所は、C棟3階の一診技工室(旧)が設置されていた「思い出の詰まった」場所と言えば、同窓会の皆さんにご理解いただけるでしょうか。先端医療の可能性については、市民の皆さんの新たな興味をかき立てたようで、次期市民フォーラムの希望テーマの上位に位置する結果にもなっています。さらに、前田教授が『義歯とインプラントの助け合い』を講演されますと、インプラントとデンチャーが二者択一の関係ではないことに驚かれている様子でした。
 第2演者の中野 環助教の『患者さん目線のインプラント』講演で、最新の診断方法とインプラント埋入シミュレーションを用いた安心・安全なインプラント治療方法を目の当たりにすると、会場からは感嘆の声が漏れ始めました(写真3)。そして、第3演者の太田 嘉幸 助教が『インプラントで気をつけること』へと話を展開しますと、聴講の皆さまは一心にインプラントの「長所と弱点」についてメモを書いていました(写真4)。来場者の方にメモを撮影させてもらいましたが、歯学部の学生さんよりも熱心ではないだろうかと感じ入る内容でした(写真5)。20分の休憩を挿んで迎えた後半は、第4演者の森川 友貴 歯科衛生士が『インプラントのお手入れ』を(写真6)、第5演者の上田 幹子 薬剤部長が『お薬を正しく使って歯(し)あわせを』を発表されて(写真7)、総合討論へと移りました。


写真3 中野環助教の講演 写真4 太田嘉幸助教の講演 写真5 パンフレットにはメモがぎっしり

写真6 森川友貴衛生士の講演 写真7 上田幹子薬剤部長の講演

 フォーラムリピーターが楽しみにしているコーナーこそが、天野 敦雄 教授の司会による総合討論です(写真8)。深刻なはずの相談者も、回答を得る頃には笑顔を取り戻します。そして、会場全体も大きな笑い声で一杯になります(写真9)。時を同じくして、会場内外で必ず聞かれることが、「来週にでも阪大歯学部の病院で診てもらいたい。紹介状は必要か。」です。近年、歯科医師は供給過剰と報道されがちですが、良医を求める患者さまが依然として多いことも事実であると痛感いたしました。フォーラムは、森崎 市治郎 病院長の閉会の辞をもって無事に終了いたしました(写真10)。


写真8 天野敦夫教授の司会 写真9 笑顔が絶えない総合討論 写真10 森崎市治郎病院長の閉会の挨拶


 今回の市民フォーラムからは、吹田市教育委員会の後援も得ることができました。これにより、歯学研究科・歯学部附属病院・歯学会・同窓会・毎日新聞社の現行母体に行政の追加協力基盤も整いました。市民フォーラムの開催に際しまして、今後とも同窓会の皆様からのご支援を宜しくお願い申し上げます。

>>一覧に戻る

このページのTOPへ▲